【 Levi’s 】リーバイス501 STFを購入したんで、糊落としの前後でどのぐらい縮むか測ってみた!
最近“教養としてのデニム”という本を読んだんですが、妙にジーパンが欲しくなりついつい衝動買いしてしまいました。
昔からジーパン好きだったんですが、それでも、この感化されやすい性格なんとかしないとなぁと自分でも思います。
で、DIYとは言えないですが、せっかく久々にリジッドの501を購入したので糊落としの前後でどのぐらい縮むか調べてみました。
リジッドのLevi’s501は、安価なのとボタンフライってのが気に入って、学生の頃から定期的に購入していますが、今まで糊落としで2インチぐらい縮むって程度の認識だったので、今回は寸法の変化を測定してみようと思います。
それでは、本題へ。
リーバイス501 STF
本稿の主役となるジーパンです。
この501はビンテージ品などではなく、所謂レギュラー品です。
現在の米国流通品だそうで、糊落としをされていないリジッドです。
価格が7,990円と、非常に良心的な値段のため学生の頃から愛用しています。
糊落とし前の寸法
糊落とし前の全体像の写真を撮り忘れたのが悔やまれるところですが、各部の寸法の一覧です。
ウエスト | 46cm |
股上 | 30cm |
股下 | 84cm |
太もも | 30cm |
裾 | 21cm |
私のジャストサイズは、だいたい31インチなので34インチだとかなり大きい印象です。
これが糊落としで、だいたい2インチ程度縮むので、リンス品だと32インチぐらいのサイズになる予定です。
私は、基本的にあまりタイトなズボンが好きじゃないのと、縮み過ぎて穿けなくなると困るのでリジッドの501を買うときは、ジャストより1インチ大き目ぐらいになるのを狙って購入しています。
現役の501と糊落とし前を比べてみた
今、現役で穿いている同じサイズのLevi’s501STFと比べてみると、糊落とし前の方が一回り大きいです。
こうして比べてみると、股下の長さの差が際立ちますね。
糊落とし前後で、どのぐらい差があるかこの時点で見てみました。
糊落とし前の501と、約3年穿いた501で7cmほどの差がありました。
糊落としの義
糊付きのジーパンの糊落としは、色々なブログで紹介されていますが、私は特別な事はしていません。
てゆーか、コアなジーパンマニアから怒られそうなぐらい雑なやり方です。
よく見かけるのが、糊落としの際にお酢や塩を入れて色落ちしにくくするとかの情報もありますが、試したことはなく、個人的に眉唾な印象なのでやろうと思いません。
という訳で、適当なサイズのバケツにちょっと熱いかなってぐらいのお湯を張ってジーパンを漬け込みます。
私の解釈では、お湯の熱で糊を溶かして落とすって感じなので、あまり長時間漬ける必要はないと思っています。
他のブログでは、1時間とか長い場合と2時間と書いていたりしますが、私の漬け置き時間は15~20分ぐらいです。
糊落としの際は、だいたいジーパンが浮いてくるので空のペットボトルに水を入れて重しにしています。
お湯の漬け置きの後は、普通の洗濯物と同じように洗濯機で洗います。
新品なので洗剤は使う必要はないと思いますが、私は洗剤入れる派です。
大昔に、リンスと思って買ったジーパンが実はリジッドで、穿き始めの時期にソファーや絨毯に色移りして大変な思いをした記憶があるため、新たに買ったジーパンは穿き始める前に、しっかり洗うようにしています。
使用する洗剤も、普段の洗濯で使用している合成洗剤で、ジーパン専用の洗剤やジーパン用に中性洗剤なんかを別途用意するなんて事はしていません。
正直、何の洗剤使おうと大差ないと思っているのと、ヒゲやハチの巣がバキバキに入った色落ちをさせたいとまでは思っていないので。
洗濯が終われば、最初だけ乾燥機を使い縮み切らせます。
これも他のブログで見ただけでやった事はないのですが、一部にはビショビショの状態から穿いて乾かす猛者もいるようです。
自分の体の形をトレースするように縮ませるためらしいですが、乾燥まで数時間、濡れたジーパンを穿き続けるのは拷問としか思えないので、私にはできません。
糊落とし後のジーパン
乾燥機で乾かすので、かなりぐしゃぐしゃにシワが入ってます。
今回は、左足の太ももとウエストがグニャグニャになってました。
色味は、写真の明るさを少し調整しているのでかなり青く見えますが実物は、もっと濃い色です。
色に関しては、糊落としの前後であまり変わっていない印象です。
ちなみに、乾燥機でついたシワは、私の過去の経験ではしばらく穿いていれば無くなり、色落ちに影響することもありません。
シワだらけの状態なのであまり正確ではないかもしれませんが、糊落とし前と同じ個所の寸法を測ってみました。
項目 | 糊落とし前 | 糊落とし後 |
---|---|---|
ウエスト | 46cm | 41cm |
股上 | 30cm | 27cm |
股下 | 84cm | 77cm |
太もも | 30cm | 28cm |
裾 | 21cm | 19cm |
ウエストは5cm程度、股下は7cm程度縮んでおり、古い501と、ほぼ同じ寸法に仕上がりました。
紙パッチは生地の縮みに引っ張られて変形しています。
この変形は、残念ながらずっとこのままで直りません。
新旧の501を並べてみた
この記事を書くにあたって一番撮りたかった写真を撮ってみました。
それがこちら。
阿修羅男爵のようなこの姿。最高。
左の新品の状態から、2年8か月でこんなに薄い色になるとは。
20代の頃は、メリハリの強いヒゲやハチの巣などのアタリを入れるために、まったく洗濯せずに根性穿きをしていたんですが、さすがに40過ぎたこの年で、そんな不衛生な穿き方をする気になれないので、しょっちゅう洗濯していたんですが、ここまで色の差があるとは思いませんでした。
私の記憶では、リジッドの501の元の色はもっと明るい青だと思っていたので、結構びっくりしました。
この二本は生産国が異なり、古い方はメキシコ製で新しい方がエジプト製です。生産国の違いで色味が変わるんですかね?
それとも、この3年弱で生地がマイナーチェンジされたとかあるんだろうか?
まぁ、よくわかりませんが、気にする事でもないので良しとしています。
まとめ
久々の糊落としの義でしたが、微妙に手間ですね。
それでもリジッドの501が長く販売され続けているって事は、アメリカ人は、これやってる人結構な数いるって事なんでしょうね。
それよりも、縮みが前回と今回でほぼ同じになるのが、私としては凄いと思いました。
今回が偶然だったと思えないので、リーバイスの品質管理の賜物なんだろうと思います。
501とは話題が変わりますが、この501と合わせてもう一本購入しています。
同じモノでも良かったんですが、前々から興味があったラングラーの13MWZを一緒に買ってみました。
13MWZもリジッドとの事で、かつ価格も501と変わらないぐらい安価なので、どんなモノなのか気になってたんですよね。
この13MWZの方も紹介してみようと思ってるので、近いうちに記事にします。
興味のある方は、そちらも覗きに来てください。
じゃ、そんな感じでノシ
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