ビデオキャプチャー MONSTER X LITE2 購入レビュー!

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久々のガジェット紹介記事です。

最近は、パソコンパーツの高騰を受けて自作熱がさっぱり上がってきません。

特にグラフィックボードは、少しづつ値下がりしているようではありますが、まだ市場に潤沢に溢れているわけではなく、まだまだ手が出しにくい価格帯なのがPCの組み換えをしようと思わない一番の原因ですね。

まぁ、メインで使ってるのがi9 10900Kの10コアCPUマシンなので、普段使いで不満が出る事も、ほとんど無いってのもあります。

周辺機器に関しても、いまいちコレといって触手が反応するものが無かったんですが、先日フラッと近所の電気屋で、一眼レフのライブビュー画像をパソコンに取り込む事ができるビデオキャプチャーを発見。

値段も許せる範囲だったので購入。

コレがなかなか良い意味で悪い商品だったので紹介しようと思います。

それでは、本題へ。

SKnet製 MONSTER X LITE2

SKnetは昔からパソコンの映像関係のパーツを、色々出してるメーカーさんです。

ちなみに私は、古い製品ですが、内臓型のHDMIキャプチャーのMonster X3Aを今も愛用しています。

本記事で紹介するMONSTER X LITE2は、USB接続するタイプのHDMIキャプチャー製品です。

モノ自体は、非常に小型で扱いやすいですが、USBのケーブルが細く、若干強度面で心許ないかな。

接続は、パソコンへはUSB2.0で、カメラ側にはHDMIで行います。

この製品は使用するのにドライバのインストールは不要で、USBに差すだけでWEBカメラとして認識されます。

パソコン側で映像を表示するのは、Windows標準ソフトウェアの“カメラ”を用います。

一眼レフカメラと接続してみる

接続する一眼レフカメラには、私の愛用しているNIKON D3300を用います。

パソコン側は、USB2.0端子に本製品をつないで、カメラには別途用意したHDMIケーブルを用います。

被写体は手元にあった適当な置物ですが、一眼レフカメラでのパソコンへの表示は問題なくできました。

画質は、非常に綺麗に写せており、一般的なノートパソコンに内蔵されているWEBカメラよりも遥かに鮮明な映像になっています。

パッケージの謳い文句に偽りなし。

ハンディカムと接続してみる

本製品は、一眼レフを使ってWEB会議をもっと高画質にとの事ですが、一眼レフ以外の映像機器でも使えるのか試してみました。

まずは、ハンディカムの映像をパソコンに写せるか確認した結果です。

テストに用いたハンディカムは、手元で眠っていた10年以上前に購入したCANONの製品です。

HDMI出力できるので試しに繋いでみた感じですが、一眼レフ同様、問題なくパソコン側で表示できました。

一眼レフやハンディカムなどのカメラ類は、おそらくなんでも使えそうな印象です。

任天堂スイッチと接続してみる

ここからは実験です。

商品付属のユーザーズガイドには、カメラ以外にもゲーム機との記載があるので本当にパソコンに表示できるのか試してみました。

テストに用いるのは、任天堂スイッチ。

カメラと同様にMONSTER X LITE2でパソコンに接続してみると、問題なく表示されました。

録画も問題ないので、簡単にゲームのプレイ動画のキャプチャーもできそうです。

我が家は、任天堂派なのでプレイステーションは一台もありませんので試していませんが、おそらくPSも大丈夫なんじゃないかと思います。

テレビチューナーと接続してみる

ゲーム機もパソコンで表示可能なので、どうもHDMI出力であれば何でも使えそうな気がしたので、私が長年愛用しているIOデータのテレビチューナーを繋いでみました。

古い製品なのでFHDまでしか出力できませんが、地デジはFHDなので問題ありません。

実際に接続してパソコンに表示してみました。

こちらも問題なく表示できました。

写真ではチャンネル表にしていますが、ちゃんと番組も視聴できます。

DVDプレーヤーと接続してみる

私の手元で使っていないDVDプレーヤーもあったので、コレも繋いでみました。

このDVDプレーヤーも古い製品で、PioneerのDVDプレーヤーです。

たぶん使えるだろうと見込んで、接続してみましたが、案の定パソコンに表示できました。

確かめていませんが、コレたぶんBlu-Rayレコーダーとかも表示できそうですね。

ちなみに、テレビチューナーもDVDプレーヤーも録画可能なので、HDCP等のコピーガードが掛かったコンテンツも視聴しながらキャプチャーすることができそうです。

HDDの容量がかなり必要になりますが、その辺は1TBとか2TBの外付けHDDとかを用意して、キャプチャー後にファイルサイズを小さくするようにエンコードすれば解決できます。

時間が掛かる作業なので、あまり気楽に実行できないですが、なかなか悪い事に使えそうな製品ですね。SKnetさん。

使用感について

MONSTER X LITE2はドライバ不要で、USBに差すだけで使えて便利なんですがアマレコTVでは認識しませんでした。

キャプチャーデバイスとして使うのに、Windows標準のカメラではちょっと使いづらい。

Windowsのカメラでは、キャプチャー時のドロップとかの情報が見えないんで正常にキャプチャー出来てるかイマイチ分からないんですよね。

印象としては、録画した動画はカクついたりしていないので、たぶんフレーム落ちはしてないと思いますが、キャプチャー時に分かる方が良いので使えそうなソフトウェアを探してみようと思います。

アマレコTVみたいなソフトで使えそうなのが見つかったら、また記事にして紹介しようと思ってます。

まとめ

パッケージには「一眼レフやビデオカメラを高画質なWEBカメラに!」とありますが、実態はSknetさんが過去に販売していたHDMIキャプチャーの簡易版って感じですね。

MONSTER X LITE2でも、4K30fpsまでは対応していますが、上位互換の製品もあり個人的に非常に興味深々です。たぶん、そのうち買います。

Sknetさんが、狙ってこの仕様にしているのかどうかは分かりませんが、Monster X3Aも基本なんでも表示できて、なんでもキャプチャーできてたので、この製品も似たような感じだろうなと思って購入してみましたが、思ったとおりでした。

SKnet、お主も悪よのぅ。

じゃ、そんな感じでノシ