物撮り用照明のディフューザーを100均アイテムのみで自作してみた!
1年半ぐらい前に、物取り環境を構築するシリーズ以来の写真撮影の環境作りです。
写真とカメラは、腕前や知識は素人に毛が生えたぐらいのレベルですが、一応趣味のつもりで楽しんでるので時々思い出したように何かやりたくなります。
ここ最近、物撮りをちょくちょくやってるんですが、どうも満足できない。
その原因は、割と前から見当が付いていて、光の当て方というか影の付き方が気に入らいらない。
ネットでカメラをテーマにしている人のブログなんかを見ても、影の付き方が全く違う気がしていたので、少し照明に手を加えてみる事にしました。
何かしらの照明器具を購入してレビューするのでも良かったんですが、ディフューザーが割と簡単に作れそうな感じだったので作ってみました。
作り方とかの詳細までは解説しませんが、興味のある方は参考にしてみて下さい。
それでは、本題へ。
照明用ディフューザーを作る
今回作成するディフューザーとは、照明の光を拡散して面光源にする器具です。
面光源にすると、光の当たり方が対象物に全体にまんべんなく当たるようになり対象物の細部の輪郭がはっきりしたり影が緩和したりします。
私の期待している効果は、主にこの2つで実際に撮影して比較した感じだと、結構満足できる変化がありました。
まずは、私の物撮り時の照明(一般的なデスクライト)の光を面光源に変換できるようディフューザーを作ります。
材料
材料は、近所の100均で調達してきた発砲スチロール板とA3サイズのトレーシングペーパー、アルミホイルを使います。
この他、家にあった両面テープとホットボンドを使いました。
発砲スチロール板の加工と組み立て
構造は簡単な箱型にする事にして、発砲スチロール板にカットする線を引きます。
これをカッターで切り分けます。
一応断っておくと、上2枚の写真は色味がかなり変わってしまいましたが、同じ発砲スチロール板の切る前と切った後です。
この切り出した発砲スチロール板は内部がリフレクターの役割を担うので片面にアルミホイルを張り付けます。
両面テープと木工用ボンドで貼り付けたんですが、結構シワや気泡が入ってしまいました。更に、淵をカッターで切ったんですが綺麗に切れずガタガタです。
まぁこの辺は、正直適当で十分だと思ってるのでこれでOKにしています。
で、この板を箱型に組み立てます。
四辺をホットボンドで貼り付けるだけなので、簡単に組み立て出来ます。
外側の見た目はこんな感じ。
内側は、思いのほか悪くない見た目に仕上がってます。
トレーシングペーパー貼り付け
光を拡散して照射する部分にはトレーシングペーパーを用います。
特にこだわりとか、理由がある訳ではなく、他のブロガーさんやYoutubeの動画でよく使われているようなので、私もトレーシングペーパーにしました。
トレーシングペーパーの貼り付けは、周辺をマスキングテープで貼るだけなので一瞬で終わります。
一応、100均ディフューザーはこれで完成です。
照明に取り付けてみる
私の物撮りの照明は、どこにでもあるデスクライトを使っています。
今回のディフューザーは、どの程度効果があるものか分からなかったので、照明への取り付け方までは、細かく考えていません。
良さそうであれば、何かしらの固定方法を考えますが、とりあえず養生テープで取り付けてみました。
これでもダウンライトとして使う分には問題ないです。
実際に灯りを付けてみると、思ったより綺麗に面で発光してくれました。
部屋を暗くして照明のみ点灯しているので周囲が真っ暗ですが、発光部はムラ無く全面で発光しています。
試し撮りしてみた
取り合えず手元にあった小物で試し撮りしてみました。
真上より右寄りから光を当てていますが、いつもより影が薄いような気がする。
プラシーボ効果ですかね?
まぁ、ディフューザーの効果を確認するなら有り無しで比較しないと分からないので、次の記事で比較写真を紹介しようと思います。
まとめ
ディフューザー自作は、他のブログやYoutubeなんかの解説どおり、結構簡単な工作でした。
制作だけで割と長くなったので、今回はここまでにしますが、ディフューザーの有り無しを比較すると結構はっきりと違いが見られたので、個人的にものすごく満足しています。
次回は、このディフューザーの効果を検証してみようと思います。
ディフューザーの有り無しと、ついでにレフ版もどきの効果も比較してみましたので、そちらも見てみてください。
じゃ、そんな感じでノシ