自作ディフューザーの効果を検証してみたら、結果としてレフ版が欲しくなった!

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前回の続きです。

今回は100均材料で自作したディフューザーの効果を確認してみました。

手作りの不出来なディフューザーですが、結構撮れる絵が変わりますね。

これまで照明に関しては、明るくしておけば良いやぐらいの感じだったんですが物撮りは、光の当て方が重要だと実感しました。

という訳で、本題へ。

ディフューザーの有り無し比較

まずは、ディフューザーの有り無しを比較してみました。

比較の前に、デスクライト無しの室内灯のみの写真がコチラ。

こちらの小物を被写体に、照明の条件を変えながら比較したいと思います。

ディフューザー無し

前回記事で紹介したデスクライトのみで真上から光を当てた写真がこちらです。

室内灯に比べれば明るい絵になっていますが、影が濃くカメラも拡声機も細かな模様がハッキリ見えません。

今までは、この写真を現像で明るくして細かい部分が分かるようにしていました。

ディフューザー有り

被写体などは、ディフューザー無しの状態と変更せず、デスクライトにディフューザーを取り付けて撮影してみました。

大きく変わった点としては、影が薄くなりました。

これは光源が点から面に変わった効果だろうと思います。

ただ、これだけでは影が薄くなったのと照り返しのようなハレーションが少なくなったぐらいの変化しかなく、いまいち効果のほどが分かりずらい。

というのも、拡声機の細い模様があまりはっきり見えないのと、ラッパの中が暗い。この辺はディフューザーを付けても、光の照射方向が上からのみなのが原因なのかなと思います。

立体物なので1方向からの光では、どうしても影になる部分ができてしまうのでレフ版を追加してみました。

即席レフ版もどき追加

レフ版といっても、すぐに用意できなかったので、手元にあった白の厚紙をレフ版もどきと名付けて側面に立ててみました。

部屋の室内灯を消しているので、わかりにくいかもしれませんが、ディフューザーに寄りかかるように白い厚紙を置いています。

被写体周辺の環境は、両横に白い厚紙のレフ版もどきが追加されています。

レフ版を追加した状態で撮影した写真がこちら。

今回の記事の写真は全て未加工の撮って出しなんですが、レフ版ありだと加工しなくて良いと思えるような絵になりました。

これまで詳細が影に隠れていた拡声機の模様がはっきり見えるようになっています。

ちなみに、ディフューザー&レフ版無しの状態から比較すると、ずいぶん見違えました。

まとめ

ディフューザーの有り無しでも影の濃さに変化がありましたが、どうもディフューザーよりレフ版の方が変化が分かりやすいような気がします。

こうなってくると、レフ版をもう少しまじめに制作したくなりますね。

今回は応急で白い厚紙を使いましたが、もう少し光の反射が良いアルミホイル張りの板にしてみるとかすると、また変化がありそうな気がしますし。

もしくは、側面からディフューザー越しに光を当てたらどうなるのか?とかも興味が湧いてきました。

照明に関しては、今まで真面目に調べたりしたことなかったんで、また今度レフ版を自作して撮り比べしてみようと思います。

今回の撮り比べは、久々に写真撮ってて面白かった。

写真に限らず、何事も手探りで色々やってると楽しいですね。

じゃ、そんな感じでノシ

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