古いNEC製ノートパソコンを、改造&Win10化して延命②
今回は前回の記事の続きです。
その①でハード的な改造は終わってるので、今回のその②では、ソフト面の設定を行います。
私の知る限りノートPCのOS再インストールには、HDDに一部割り当てられたリカバリ領域を使う方法と、リカバリディスク(DVD)を使う方法があると思います。
このVersaproは、後者の方法でリカバリするらしく、リカバリディスク作成ツールがプリインストールされているので、リカバリディスクを作成して実行するようです。
赤枠内の「再セットアップ用ディスク作成」をクリックすると、作成ソフトが起動します。
リカバリディスクが使用できない
最初はリカバリディスクを作成してWindows7をインストールしようとしたんですが、なぜか上手くいきませんでした。
詳しくは書きませんが、DVDドライブにディスクを入れてもインストールが始まらず、読み込み元の選択画面から動かなくなりました。
DVDドライブ自体は、他のDVDを読み込んでるので壊れているようではなく原因不明です。
SSDを古い方と新しい方で試しましたがダメでした。
ひょっとしたら、昔HDDからSSDに換装した際に、クローンソフトを使ったんですが、その再にHDDのリカバリ領域がコピーできておらず、まぁいいかって感じで放置したのが原因かもしれません。
リカバリディスク単体で、再セットアップはできない?(そんなんあんの?)って可能性がありますが、最初搭載されていたHDDはフォーマットして、別の用途で使ってるので、もうどーする事もできません。
ちなみに、別のノートPC(VAIO)ではリカバリディスクのみでWindows7の再セットアップはできましたので、上記の説は間違ってるかもしれません。
Windows10のインストール方法を検索
というわけで、他の方法を探します。
Google先生に聞いてみると、Youtubeで大量に動画がアップされているとの回答。
さっそくいくつか見てみると、いい感じで方法が見つかりました。
どうも私の知識不足だったようで、Windows10へのアップグレードにWindows7を、わざわざ再セットアップしておく必要は無いようです。
具体的に言うと、Windows10をクリーンインストールして、ライセンス認証にWindows7のプロダクトキーを使えば問題なく認証されるみたいです。
まぁ、NECのプリインストールソフトは使えなくなりますが、そもそも使ってないし、OSアップグレード後も使えるか分かりません。
今回のVersaproの作業の目的はOSをWindows10にすることなんで、この方法でWindows10をインストールします。
Windows10インストール
インストール作業は、過去の4690Kを同じでマイクロソフトのサイトからインストーラをダウンロードします。
VersaproはUSB2.0までしか搭載されていないのと、今後まだ別PCにも使うのでISOファイルを選択してインストール用DVDを作成します。
これでWindows10のインストールDVDが作成されるので、コレを使ってVersaproにWindows10をインストールします。
インストールの詳細は省略しますが、特に問題なく完了。
で、肝心のアクティベーションなんですが、Windows7のプロダクトキーで問題無く通りました。
デバイスマネージャを確認しましたが、不明なデバイスもなく、タッチパッドも反応するので、実用上問題は特に無さそうです。
長くなったので、今回はここまでで。
しっかし、マイクロソフトさんエライ太っ腹ですね。
欲を言うと、Windows7(たぶん8のプロダクトキーもOK)だけじゃなくてVistaとかXPのライセンスも使わせてくれるとかなり嬉しいんですけどね。
今度、適当な余り部品で一台作って試してみようかな。
さすがにアカン気しかしませんが。
じゃ、そんな感じで。