安価でAutoCAD互換!TurboCAD v26 DESIGNER 購入レビュー

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先日amazonでCADソフトを購入しましたので紹介してみようと思います。

買ったのはturboCAD v26 DESIGNという、恐らくあんまりメジャーではないであろうCADソフトです。

この手のレビュー記事を書く場合は、一定期間使ってみて使用感を含めて記載した方が良いんだろうとは思いますが、練習がてら書いてみます。

中身がやや薄いですが、最後までお付き合いください。

それでは、本題へ。

turboCADとは

turboCADシリーズは、米国IMSI Design社の商品で、日本国内ではキャノンITソリューションズが日本語版の販売を行っているCADソフトです。

謳い文句は、「機械・建築・土木など汎用的に使えるコストパフォーマンスに優れたCADソフトウェア」だそうで、確かにエントリーグレードのDESIGNでは約2万円ほどで購入でき、CADソフトを新たに導入するのであれば価格的なハードルは低いほうだと思います。

機能面でも約40種類のファイルデータに対応しており、Autocadで用いられるDWGやDXFファイルにも対応しており互換性が高いです。

turboCAD v26には、PLATINUM / DELUXE / DESIGNの3つのエディションが用意されており、3Dモデリングへの対応に差があるようです。

購入の経緯

以前、別の記事でFusion360を紹介しましたが、プライベートでちょっとだけですが、CADを使っています。

昨年末までは、ダッソー・システムズ社のDraftsightを愛用していましたが、2019年12月末をもって無償提供が終了し、全製品有償となってしまいました。

仕事ではAutoCADを使っており、DraftsightはAutoCADと互換性が高く、また、インターフェイスもAutoCADに寄せているため取り扱いやすく、非常に気に入っていたソフトウェアでした。

なので、当初はDraftsightを購入して継続して使おうかと思っていましたが料金の設定が、買い切りではなく年契約。

しかも、99$/年なので、使い続ける限り毎年1万円超を払い続けなければいけません。

この手の料金体系のソフトウェアとしては、Adobe社の製品が有名ですがライセンス制の料金体系は好きではないので、私は一つも使ってません。

Fusion360は今は無償版を使っていますが、有償版は買い切りではないため、もし有償版へ切り替えなければならなくなった場合、使い続けるか悩みどころです。

というわけで、DraftSightの代替になるCADを探してみた結果、今回紹介するturboCAD v26 DESIGNERに行きつきました。

turboCAD v26 DESIGNER

turboCAD v26 DESIGNはAmazonから購入。

入金後、即座に発送してくれたようで田舎住まいなんですが発注から3日程度で手元に届きました。

素晴らしい!

インストール用のDVDと、簡単なインストールガイドの紙が一枚。

Cyberlink社の製品は、大仰な箱に分厚い説明書が同封されていますが、こちらは簡素なパッケージ。

まぁ、過不足なく特に不満はないかな。

turboCADのインターフェイス

パソコンへのインストールは、インストーラDVDを光学ドライブへ入れて実行するだけなので省略します。

turboCAD v26 DESIGNERのデフォルトの状態で起動した画面がこちら。

作図する箇所の背景は、DraftsightやAutoCADの黒背面と異なり、白い背面色です。

個人的に背面の色は黒に馴染んでいるので変えたいところですが、今のところ方法がわかりません。
というか、変えられない(?)感じです。

その他、リボンはExcel風に外観を変えたりできるようですが、イマイチなので、このまま使います。

まだ、ほとんど触ってないのであんまり細かくレビューできないんですが、フリーのソフトウェアよりは作り込まれてる印象。悪くない。

インストール直後に感じたデメリット

メリットとデメリットの両方を羅列した方が良いだろうとは思いますが、まだインストールしたばっかりなので、月並みな事しか書けません。

例えば、メリットはCADとしては安価(約2万円程度)で買い切りとかDWGファイルが読み込めるのでAutoCAD互換とか。

それよりも、デメリットとしてすぐに直面したのが、使い方を解説したHow toサイトが少ない。てゆーかほぼ無い。

このCADは、日本ではブログを書くような一般ユーザーまでは浸透していない様子。

使い方に関しては、キャノンITソリューションズのサポートサイトからダウンロードできるユーザーガイドを読み込んで解決するしか無さそうです。

頑張ろ。

比較したCADソフト

本投稿の最後に簡単ですが、turboCAD V26を購入する前に検討した他のCADをまとめて紹介します。

下の表は超個人的な意見なので、あまり参考にならないかもしれませんが、基本的に有名処ばっかりなんで、気になるソフトがあれば各自でググってみてください。

Draftsight有償当初これを買うつもりでしたが、年契約なのと、そもそも買い方がよくわからんので却下
頭脳RAPID有償個人で買うには高い。PRO版じゃないほうでも5万円以上もするため却下
JW CAD無償フリーのCADでは超有名なんですが、インターフェイスが好みじゃないので却下
Solid Edge 2D Drafting無償ダウロードのためにユーザの個人情報を提供しなければいけないみたいで論外
Libre CAD無償使い方がわからん(Ubuntuで試してみた)

上記の他にも調べてみましたが、はっきりとした理由はないですが、イマイチピンとこないので却下した物もあります。

そんな中で唯一購入する気になったのがturboCADでした。

今回は2Dのみ扱えるDESIGNを購入しましたが、使ってみて良さそうだったら3Dも扱えるDELUXEに買い替えるかもしれません。

今年は例の中華肺炎の影響で外出も控えているので、休日とかに今まで興味はあるけど、なかなか手が付けられないなぁって事をちょっとづつ挑戦していこうと思ってます。

さしあたっては、家を少し片付けたいので、木工で棚かなんかつくろうかと。

木工のDIYもド素人の日曜大工ですが、そのうちブログにアップしようと思ってます。

じゃ、そんな感じで。